純正受けル批判

ウンチノミー

【SV S13シングル最終133位(レート2056)】ギロチングライオン軸

僕「今日も受けループでランクマッチやるぞ~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪巧み!サイコショック!格闘テラバ!」

 

「毒テラス!瞑想!挑発!月の光w」

 

「毒テラス!砂地獄!カタストロフィ!ちょうはつw」

 

 

 

 

 

僕「ぶもぉ~~~んw(こんなん勝てるわけないやん)」

 

 

 

 

 

というわけで、のまもみがで”すべて”を解決することにした。

構築経緯

まずすべてを解決するから構築を組み始めた。

 

と、言いたいところだが、そんなことは世間が許してくれない。なぜならこの世界には炎オーガポンが存在するからである。この環境で純正受けルを組むには、まず誰で炎オーガポンを受けるのかを考えるところから始めんなければならない。そこでこの破壊神を受けきれると豪語する威勢のいいポケモン3匹に来てもらった。炎テラ@特性ガード、@特性ガードである。この中で一番”ガチ”なのはHクレベースである。+強そうなやつ×5に対して、受け+を出すことを考えると、ハピラッシャが重いパオジアンに強く、厚底ブーツを持たせることでステロに強くなるをできれば一番採用したい。しかしまことに残念ながら、これも世間が許してくれなかった。なぜならこの世界には水オーガポンが存在するからである。やつは崩し枠(ガチ)なので、モロバレルのようなちんちんはもちろんのこと、ドヒドイデをHB特化、草テラスにして黒い霧を覚えさせても普通に突破してくる。そこで仕方なく受けをにし、これを草テラスにすることでこの問題を解決した。

 次に今回使いたかったを出す選出を考えた。特殊受けはハピラキ(今回は)、物理受けはウーラを受けるために(じわれを打ちたかったので)を出し、を炎ポンがいないときの選出として考えた。特殊は、物理はで受け、重い相手はのまもみがおよび毒(さらにはのじわれ)でごまかす選出である。

 次に毒菱を撒けて回収もできるを採用した。この5体のうちキノガッサに勝てるのは草テラスを切ったラウドボーンだけだが、こいつにテラスを切ると裏の炎ポンにひき殺されるのでキノガッサ対策は欲しいところである。汎用性の高いガッサ対策としては、ドヒドを草テラスにする、モロバレルなどの草タイプ、防塵ゴーグルを持ったアマガなどの草半減以下ポケ勢が思いついたが、この枠には水ロトム受けを兼ねてもらいたかったためを採用した。ボルチェンの一環はでカットできているが、ミトムに受けだしてドロポンが飛んできて台パン、という事態が容易に想定できたからである。そして塩対策としてこのクソ雑魚キノコに隠密マントを持たせた。塩と一緒にいる水ウーラは鉢巻を持っておりじゃ無理なのでマント要因としてまあ悪くはなかったと思うが、ドヒドに持たせても良かった。

 そんのこんなで集まった愉快な仲間たちがである。グライオン以外の5匹で必須の要素はそろっているため、@1には原種クレベース、ラッキー、クレセリアなどを入れてもも良いが、そこに今回は害悪遅延ポケモンを投入した形である。

愉快な仲間たち

グライオン

@どくどく玉

179(228)-116(4)-146(4)-×-132(196+)-125(76)

特性:ぽいひ

テラス:鋼

まもる/みがわり/じしん/どくどく

 

害悪遅延ポケ勢。死にかけたと思っていてもくるくるしたり択を合わせたガイジプレイングをキメまくることで無限に再生する所謂アンデッド族である。調整は碧の仮面がでたときに考えたもので、拘りでないサフゴの上をとれて、HDに厚くしている。拘っていないサフゴには上をとれている前提で立ち回ったが一度も抜かれたことはない。偶然にも前季最終1位のカイリュー+1のSであり、レイビで死ぬことは避けられた。かなりお気に入りの調整なのだ。テラスは鋼。水はうんち。こいつはただでさえ回復技がない上に耐久もヌンプルに低いため等倍範囲の広い水より半減範囲の広い鋼の方がいい。水にしても切ることはないし切ったら勝たない。技はすべて必須で抜けるものはない。ギロチンは失われし力なので代わりにラッシャに打ってもらう。受けルで採用するの僕だけだろうなあ(にちゃあ)と思っていたがなぜかみんな使ってた。というか受けル以外でもよく見かけた。なあぜなあぜ?

じわれ

@残飯

257(252)-120-183(252+)-×-85-56(4)

特性:天然

テラス:妖

眠る/まもる/ヘイラッシャ/雪雪崩

 

顔が悪い物理受け。

カイリューにはじわれを打とう。サーフゴーが勝手に出てきて死ぬから。

アーマーガーにはじわれを打とう。勝手に降りてきて死ぬから。

ガチグマにはじわれを打とう。瞑想、挑発、欠伸など、舐めた行動をして死ぬから。

コノヨと初手で対面したとき、命がけ読みで眠るを打つか、ステロ読みでじわれをうつか、択を先のばす守るをうつかのじゃんけんがあるが、大体負けてしんどかった。あとねむるを打ったターンにドンチを打ってきた糞猿が2匹ほどいた。その後命がけを打たれると、場に残るのは眠りターンの消費が0で、残りhpわずかの死にかけのナマズである。あまりにも悲しい。しかしシアコパオ、挑発ガチグマ、鉢巻ウーラのような「君じわれ当てなきゃ死ぬよ?」と言ってくるタイプの相手には必中でじわれを当てる(最終日シアコパオに10回ほど当たったがシアコ避け→じわれ当て→シアコ避け→雪雪崩で全部勝った。正直怖かった)が、余裕のある対面ではそこまで当ててくれない。おそらく追い詰められないとやらないタイプなのだろう。ちなみに最終日朝orionさんのヘイラッシャとの”じわれ1on1”には負けた。

ハピナス

ハピナスZ

331(4)-×-62(252)-95-205(252+)-75

特性:自然回復

テラス:水

卵産み/シャドボ/瞑想/投げつける

 

この世界にはZわざが存在する。これは事実である。しかし世の中にはZわざは第7世代にしか存在しないと考える人もいるようである。そういった人間は本質を見失っていると言わざるを得ない。では、Zわざの本質とは何か。それは「特定の持ち物を持ち、その持ち物と対応する技を覚えたポケモンが、試合中に一度だけ使える特別な技」ということである。その特定の持ち物ははたき落とされないとか、打つ前にポーズをとるといったことは“非本質”である。前置きが長くなったが、肝心のハピナスのZわざの効果は、相手のマルスケや気合いの襷を潰したあげく、あいてをどく状態(=永久塩漬け状態)にするという凶悪なものである。しかし残念ながらハピナスはラッキーと比べZわざを打てるという長所こそあるものの、そもそもの耐久が足りてないエンジョイ受けポケモンであり、例えば、炎テラス眼鏡イーユイに水テラスを強要されたり、妖テラ眼鏡カミに普通に押し負けるといったていたらくである。特殊ですらこの有様なのだから物理は目も当てられない。とても残念だ。

らうどぶもぉ~~~ん

@特性ガード

211(252)-×-167(252+)-131(4)-95-86

特性:天然

テラス:草

なまける/フレレソン/大地/鬼火

 

年が明けるまでこの枠はHクレベだったが、身代わり剣舞の井戸少年に無限回ボコられたため、涙を流しながらこのわにを採用した。言うまでもないことだが、その後剣舞水ポンと当たることは二度となかった。Hクレベと比べ、テラスは不要だが、持ち物が固定(=ブーツを履けない)なのが弱かった。というかヌンプルに耐久が低くて弱かった。ただシアコパオをケアできないという弱点はラッシャを頑張らせることで克服できた。地面4倍ポケ勢に大地が当たるときもちい。あとアマガに強い。

ドヒドイデ

@メンハ

157(252)-83-224(252+)-×-163(4)-55

特性:再生力

テラス:鋼

再生/どくどく/どくびし/アクブレ

 

物理特殊ともになまじ堅いため、消去法でいろんな両刀ポケモンの相手をさせられてるかわいそうなポケモン。両方堅いだけでどちらかが突出して堅いわけではないため辛そうに戦っている、所謂林属性のポケモンである。心なしか顔もしんどそうだ。鋼テラスは鉢巻飛行カイリュー対策。アクブレの枠は青の円盤要素を出すため、年明けまで痛み分けだったが、ドクガにぼこされ続けたのでせめてもの抵抗としてアクブレにした。グライオンに仕事を取られたため今季は余り出さなかったが、毒びしを撒かなきゃいけない相手と、毒びしを回収したいときに出した。あと相手のパオジアンから鉢巻の香りがするときは初手に出した。パオジアンの型の見分け方としては、周りにいるポケモンの属性の着目すると良い。ロトムママンボウモロバレルドヒドイデといった林属性のポケモンが周りにいるときはパオジアンは火属性の型(=鉢巻悪テラス)である場合が多い。逆にガチグマのような山属性、明らかにブエナのカミなどの風属性のポケモンばかりで固められているときはパオジアンは風属性の型(=襷や玉)である。

モロバレル

@隠密マント

221(252)-105-134(252+)-105-101(4)-45(-)

特性:再生力

テラス:炎

光合成/ヘド爆/地団駄/クリスモ

 

糞雑魚キノコ。このポケモンはさも「私物理受けできます」かのような顔をしているのにもかかわらず、そもそもお話にならないSを除くとBが一番低い。所謂欺瞞ポケ勢である。当然ながら林属性(=辛そうな顔で戦っている)のポケモンだ。せっかく最遅厳選をしたのにも関わらず間違えて王冠を使ってしまい、そのせいで相手の脱出モロバレルの交代先にヘド爆を入れることができなくなった。私は個体値関連でミスをしたのはこれで2度目だが、前回もモロバレルである。対塩構築はバレルハピラッシャの選出をしていたため炎オーガポンが万が一出てきてもワンチャンつかめるように炎テラス。じわれキョジオーンには当然負けるし、呪いキョジ(非ゴテラ)にも最後2ターンの択次第で負ける。クリスモとか言うクソワザが身代わりに無力なせいで水ポンに普通に負ける。

結果

tnポポノタン 最終133位(R2056.769)

tnミア    最終156位(R2042.974)

久しぶりの100位台&2050超えは普通にうれしいが、2桁のチャンスを逃してしまったという感もある。最終日は朝5時頃に4桁目前まで溶かしてしまったため、実家の子供部屋で1時間ほど一人ベイブレードに勤しみ、集中力を高めた結果、その後の3時間で2romとも100位代に持って行けた。最後の数時間はほぼ全勝だったが上振れが来るのが少し遅かったなという気持ち。

後書き

1/7に大阪で蒼炎というオフに参加します。一応運営らしいです。構築は無いです。参加される型はよろしくお願いします。