純正受けル批判

ウンチノミー

【SV S4 シングル最終963位】ハピクレベドヒド純正受けループ

はじめまして。ポポノタンと申す者です。今回目標としていた最終三桁をギリギリではありますが達成できたため初めての構築記事を書くことにしました。至らぬ点も多いと思いますがよろしくお願いします。以下の構築記事を参考にさせてもらいました。

cramorant.hatenablog.com

 

コンセプト

メジャーな型の環境上位ポケモンに対して安定行動だけで受けきることができる受けループを組む

構築経緯

受けループとして対応範囲が最も広いと感じた悪ハピナス+闘クレベース+草ドヒドイデを軸として前季から続けて採用。次にキョジオーン入りに対して出すための隠密マント枠として、カイリューにもつよいアーマーガア、ハピナスが受けられないテツノドクガ受けとしてチョッキヤドキングを採用した。最後にドヒドイデにテラスタルを切れないときのキノコの胞子・ボルチェン対策としてモロバレルを採用した。

個体解説

ハピナス

ずぶといH4B252D252

自然回復

食べ残し

地球投げ/シャドーボール/瞑想/卵産み

悪テラス

役割対象:ハバタクカミ,サーフゴー,ツツミ,特殊ドラパ,キラフロル,サザンドラ,ゲンガー

テラス時→クエスパトラ

 

特殊受け。トリックされることを考慮してラッキーではなくハピナスを採用。サイコショック闘テラバ両採用のサーフゴーに無限に殺された。サーフゴーに対してはいったんドヒドイデに引き、トリックされたら毒菱を撒いてからハピナスに交代、悪巧みされたら黒い霧を打ってからハピナスに交代が望ましい。サーフゴーがシリーズ1より減りトリックを打たれる機会が減ったため投げつけるを切ったことはあまり気にならなかった。ハバタクカミのサイコショック意識で性格は図太い。サイコショックでこだわった眼鏡ハバタクカミに対してはショック2発耐えるHPまで卵産み連打してから物理受けに交代していた。悪テラスはサーフゴーのサイコショック、クエスパトラのルミコリ、アシパを無効にするのに使った。

クレベース

わんぱくH252B252D4

頑丈

厚底ブーツ

ボディプレ/つらら落とし/鉄壁/自己再生

格闘テラス

役割対象:セグレイブ,鉢巻・竜舞カイリュー,ヘイラッシャ,マスカーニャ,ガブ,剣舞ミミッキュ,物理ドラパ,トドロクツキ,マリルリ

テラス時→ドドゲザン,ハッサム,イダイナキバ

 

物理受け。剣舞ガブは十中八九炎テラスなので剣舞が見えた時点でテラスを切った。鉢巻や珠剣舞セグレイブはさすがに受からない。交代読みで相手の特殊アタッカーにボディプレやつららを当てて受からない相手を突破したり、HPを削ってtodに持ち込んだりもできる。コータスと一緒にいるツキは炎が多かったため相手のテラスを見る前からテラスを切った。重いドクガに交代読みで打てるじしんも欲しかったが切れる技がなかった。

ドヒドイデ

わんぱくH252B252D4(A個体値31)

再生力

メンタルハーブ

どくどく/どくびし/黒い霧/自己再生

草テラス

役割対象:渦カイリュー,コノヨ,マスカ,ハッサム,ミミッキュ,ドラパ,ラウド,ブジン,イルカマン,ウルガ,ニンフィア,マリルリ

テラス時→ミトム,ジバコ,カイナ,ガッサ,アラブルタケ

 

毒撒き兼クッション。ハピクレベによる受けを成立させるためのポケモン。大抵の攻撃を一発は耐えるため、毒菱を撒いてから交代して回復したり、型がわからないポケモンに対して受け出して交代してから回復といった動きができる。黒霧があるため起点にもならない。渦カイリューには毒を入れた後ハーブでアンコール解除→再生連打で対応する。(鋼毒テラスは無理なのでできればカイリュー入りにはアーマーガアを出したい。)コノヨザル入りには必ず初手に出しちょうはつをハーブで解除してコノヨに毒を入れる。(これも鋼毒テラスは勝てない。)コノヨに悪あがきを打つ場面が何度かあったため、Aは無補正個体値31。ラウドボーンは毒を入れた後黒霧と再生で粘る。身代わり持ちはハピナスと組み合わせてtodするかppを枯らす。鬼火身代わり型は無理。呪いミミッキュは最後の2ターンでドヒド(またはバレル)を引いて再生力でHP満タン→最終ターンに出したポケモンで回復技でtodできる。BDともに高いのでハピクレベが苦手とする両刀ポケモンを受けられるのが強い。テラスを切ればボルチェンを再生力圏内に抑えられるので無限に受け出せる。

アーマーガア

臆病H52B252S204(準速70族+2,ほとんどの渦カイリューの上がとれる)

プレッシャー

隠密マント

ボディプレ/鉄壁/挑発/羽休め

フェアリーテラス

役割対象:カイリュー,キョジオーン,ハッサム,アーマーガア,物理ドラパ,ドオー,ルミコリ型クエパト,ドヒド

 

隠密マント枠。調整は倉本蘭氏のパクリ。キョジオーンの地割れが効かないため隠密マント枠として安定すると考え採用。隠密マントを持っているため特性をプレッシャーにしたが、予想以上に強かったためマントじゃなくてもプレッシャーの方が強い気がする。霊キョジは挑発で呪いを防ぎ塩漬けのppを枯らす。塩+カミのサイクルはきついので塩対策として正解だったかは微妙。渦カイリューは挑発でアンコを防いで渦のppを枯らす。羽休めも挑発も打たなくていいターンは鉄壁を打って羽休め読み地震のダメージを減らし、最大まで積んだらボディプレで削りに行く。羽のppが足りないので身代わりが欲しいが鉄壁がないと汎用性が落ちるため切れなかった。受けルミラーはラウド、ヘイラがいなければこいつ一体で完封できる。受けるミラーでは同速対決が何度か起きた上に、HPが偶数なのでHを1削ってSを1上げた方が良さそう。妖テラスはドラテカイリューや竜技でこだわったカイリュー、セグレイブなどに使ったが、ほとんど使わなかった。

モロバレル

図太いH252B252D4

再生力

黒いヘドロ

ヘドロ爆弾/ギガドレイン/キノコの胞子/光合成

毒テラス

役割対象:マスカ,ミトム,ブジン,カイナ,ガッサ,マリルリ,アラブルタケ,モロバレル,ドヒドイデ

 

キノコの胞子対策兼ボルチェン受け。ガッサとアラタケの炎テラスで無限に焼き殺されたのでタルップルも使っていた。ギガドレの枠は重いジバコやドオーに強くなる地団駄か剣舞ミミッキュに勝てるようになるクリスモでもいい。選出率は低いが一発耐えてからの胞子で多くの相手に仕事ができるので選出した試合はしっかり活躍してくれた。

ヤドキング

穏やかH148C124D236(ショックで最低乱数以外ドクガワンパン)

再生力

突撃チョッキ

サイコキネシス/サイコショック/波乗り/冷凍ビーム

ノーマルテラス

役割対象:ドクガ,キラフロル

テラス時→ハバカミ,ツツミ,ミトム,ジバコ,サザン,ヒトム

 

ドクガ受け。倉本蘭氏のパクリその2。ハピナスは眼鏡ドクガに炎の舞連打されてるだけで突破されるのでドクガ入りには必須。シーズン中盤までチョッキママンボウを使っていたが、ミラコが読まれるようになり、交代先に負担がかからなかったり、毒菱型のドクガが増えたため、相手の行動に依存せずに火力が出せるヤドキングを採用した。ノーマルテラスを切ればボルチェンを再生力圏内に抑えることができる。チョッキ再生力入りを純正受けループと呼んでいいかについては諸説。

選出

相手の構築内の受けられるポケモンが限られているポケモンを受けることから考え、相手の6匹すべてを極力受けられるように残りのポケモンを選出する。

結果的にハピクレベドヒドになることが多い。

重い相手

鉢巻セグレイブ・・・クレベでも受からない。アマガを出していれば択に持ち込むことはできる

ショックサフゴ・・・ショックがあるか見る前にハピにテラスを切らなければならないため、テラスせずに負けorハピにテラスを切った結果他が受からなくなり負けとなることが多い。闘テラバが多いのもきつかった。

コノヨ・・・毒が入らないとほぼ負け。鋼はクレベの闘テラボディプレで抗える。

アマガ・・・アマガでしか勝てない。挑発鉄壁ボディプレ型はほぼ勝てない。

身代わりラウド・・・鬼火があったら即降参レベル

イダイナキバ・・・Aに降ってるとクレベに交代読みでインファ打たれたら負け

炎ガッサ・アラタケ・・・バレルが焼き殺される

テラスを切らないと受けられないポケモンが複数いる構築・・・テラスは一度しか切れない

結果

最終963位 レート1968.988

おわりに

一応目標の最終3桁は達成できましたが、受けきれない相手が多く、より上を目指すには受けに強いポケモンをメタりつつ汎用性を落とさない並びを考案することが必要だと感じた。次は最終500位以内を目標にして頑張ります。