純正受けル批判

ウンチノミー

【SV S10シングル最終395位(R1969)】ドヒドラキクレベ

イカゲーマーのポポノタンです。今期も受けループ使ってました。構築も結果も微妙でしたが記事は書きます。

コンセプト

・一撃技に屈さない受けループ

・圧倒的耐久力で眼鏡鉢巻も受けきる

構築経緯

現在受けループの主流はドヒドラキラッシャだが、この並びは一撃技を拒否できない、鉢巻持ちの飛行カイリューガブリアスに弱いという弱点があるため、これらに強いドヒドラキクレベを軸として組み始めた。次にキョジオーン対策として隠密ハピナスを採用した。そしてここまでできついドオードヒドコノヨをじわれで突破でき物理受けとしての汎用性も高いヘイラッシャを採用した。最後に鉢巻ランドロスが重いためアーマーガアを採用して構築が完成した。

個体詳細

ドヒドイデ

@メンタルハーブ

157(252)-83-224(252+)-×-163(4)-55

再生力

再生/どくどく/毒菱/黒霧

草テラス

 

毒撒き要因。今期のカミは全員挑発を持っておりラッキーで受からないためメンタルハーブは必須だった。クレベース剣舞水ウーラが受からないため黒霧は必須。アクブレがなくて困ることはあまりなかった。テラスはガッサ対策の草。

クレベース

厚底ブーツ

202(252)-137-259(259+)-×-67(4)-48

頑丈

再生/ボディプ/つららばり/鉄壁

闘テラス

 

ついに命中安定かつ非接触の氷技を手に入れたポケモン剣舞悪ウーラを受けるためにテラスは格闘かフェアリーで、鋼テラスガブやカイリュー、地味に多かったドドゲザン意識で格闘にした。3桁帯はじわれディンルー、零度パオ、じわれランド、ギロチンドドゲザンが異様に多かったため心強かった。炎ポンに強くしたいなら炎テラス翡翠クレベースだが、炎ポン自体はドヒド+闘クレベで割となんとかなったため汎用性の高い原種を採用した。

ラッキー

@進化の輝石

335(76)-×-57(252)-×-162(180+)-63(0ー)

自然回復

卵産み/地球投げ/瞑想/ステルスロック

悪テラス

 

特殊受け。多かった炎テラス眼鏡イーユイを倒的耐久力で受けきったが挑発カミと闘サフゴが多くて辛かった。Sに加工補正をかけているのはディンルーの下から卵産みをするため。

ハピナス

@隠密マント

331(4)-×-62(252)-95-205(252+)-75

自然回復

卵産み/10万ボルト/瞑想/投げつける

悪テラス

 

隠密マント枠。塩入りに対してラッキーの代わりに出す。1ウエポンはサフゴ、イーユイ、塩に等倍ではいる10万ボルト。トリックはドヒドで受ければいいため投げつけるを切ってステロを入れるか2ウエポンにした方が良かったかも。隠密マントをハピナスに持たせた理由としては、炎ポンをドヒド+闘クレベで見ていたため、特殊受けにマントを持たせようと思い、ドオーではツツミとイーユイが受からないためハピナスに持たせた。しかし塩入りへの勝率が安定せず、この枠はマントキョジオーンも使っていた。ハピナスにマントを持たせてもサフゴやロトムのトリックで取られるからである。まとめると、塩入りにはマント持ちをドヒドラキクレベの誰かの代わりに出す必要があるが、ドヒドラキの枠はサフゴに受け出すことになるのでトリックでマントを奪われるため、クレベの代わりの物理受けとして出すことができ、ドヒドと合わせて炎ポンに対処できるポケモンでなければならないということである。キョジオーン入りへの明確な回答を見いだせなかったことが今期の敗因。

ヘイラッシャ

@残飯

257(252)-×-179(220+)-×-85-60(36)

天然

守る/身代わり/じわれ/眠る

妖テラス

 

受けに強い物理受け。受けポケモンの前で身代わりをおいてTODする。最終ターン眠るをつららひるみで妨害されてtod負けしてからサブromが一気にとけた。でもじわれ最高。

アーマーガア

@ゴツメ

197(188)-×-172(252+)-×-105-96(68)

プレッシャー

羽/ボディプ/鉄壁/挑発

妖テラス

 

ランドロス受け。元々は特性ガードラウドボーンを使っていたがドヒドクレベで炎ポンはなんとかなること、汎用性が低く炎ポンがいても余り選出できないこと、鉢巻ランドがあまりにも無理なことからアマガに変えた。物理アタッカーがカイリュー、ガブ、ランド、ハッサムミミッキュ、ゴリランダーしかいない構築も普通にいたので強かった。とんぼ返りしてきた相手がゴツメでゴリゴリ削れて楽しい。挑発+プレッシャーで受けポケモンにも強い。dlcが来てからガチグマは死滅したため切っていたが最終日になってなぜか増えたもののこいつで大体ごまかせた。受けルミラーでポガッサに負けまくったためポガッサとチオン意識で少しSを振った。テラスはボックスにたまたまいたのの流用。ほとんど切ってない。

結果

終わりに

300位以内と2000が一つの目標だったので悔しい結果に終わりました。敗因は最終日にスイカ作りすぎたことです。来季は2桁目指します。

スペシャルサンクス

・終盤合宿を開催してくださったO.K.さん

・最終日に家を空けてくれたouncerと一緒に潜ってくれたおきなさん、アスタチン、きてふわ、ぱむさん、ゆ~き

・スイカゲーム

【SVシングルS9最終343位(R2004)】非拘り高火力で殴るだけ【第4回竜舞オフベスト16】

台パン大好きポポノタンです。今期は受けル以外を使おうと思いいろいろな構築を使いながら3桁と5桁を行ったり来たりしていましたが、最終日の深夜になんとか3桁に復帰して朝7時に構築が完成し、ギリギリレート2000達成できました。

コンセプト

・拘りアイテムに頼らなくても高火力を出せるポケモンで打ち分けながら殴りまくる。

・搦め手や受けポケモンも対面的に処理する。

構築経緯

【S8 最終87位 レート2105】王者スタン - 硬め濃いめ多め (hatenablog.com)

↑原案。うまい人が使えば多分こっいの方が強い。(無断転載なので問題があれば削除します。)

 前季87位の構築が強そうだったのでシーズン中盤に一度使いR1900達成できた。しかしその後僕が下手すぎて5桁まで落ちたので一度手放したが最終日前日になっても4桁中盤から抜け出せなかったためもう一度使ってみることにし、この構築をベースに構築を組んだ。は軸として続投。は元構築ではスカーフだがラッシャの裏から出てくるイーユイやヒスヌメを貫くため悪巧み気合い玉型に変更し塩対策でマントを持たせた。次に、テラスのないパオジアンがウーラオスがいると出しづらかったので、テラスをそこまで必要としない悪を高火力不意打ち使いの襷枠として代わりに採用した。鉢巻ガブリアスを出すとサイクル戦になりがちだが対面的な構築にしたかっため、カイリューが出せないときに出す初手テラス枠としてラムを代わりに採用し構築が完成した。

個体解説

カイリュー

@鋭い嘴

167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)

マルスケ 

テラバ/地震/アクジェ/アンコール

飛テラス

 

初手ダイジェッター。高火力飛行技+地震がシンプルに強い。初手でパオと対面した場合、初手に来るカイリューは飛行テラバか電磁波であり、裏にラッシャがいることを考えるとパオは電気テラバが安定なので全員電気テラバ押してきたため、カイリューでテラス切らずに地震打つというすごいことをしていたが全部決まった。元構築では陽気最速だが同速は気合いで制することにしたため意地。壁やステロ、回復技などに打つアンコールは対面的な動きを作るために必須だった。アクジェは神速と選択だが神速はどうせ読まれるのでアクジェした。でも死にかけのツツミをアクジェで落とせなかったときは流石にイラついた。

セグレイブ

@ラムの実

191(4)-216(252+)-112-×-106-139(252)

熱交換

巨突/地震/つららばり/氷の礫

地テラス

 

第二の初手テラス枠。最終日朝七時に急いでセビエを捕まえに行ったら氷の牙一発氷を引かれたときは流石に台パンした。カイリューが苦手とする飛半減地無効勢や鬼火欠伸使いがいるときに出す。高火力の巨突と氷+地の範囲がシンプルに強く、カイリューに勝るとも劣らない性能があった。礫でカミがごっそり削れて楽しい。テラス前提でないのも高評価。ただウーラがいるときは裏にラッシャを置きたい。カバに勝てなさすぎてラムを持たせたが、特性で鬼火無効、テラスで電磁波無効なため逆コンボ感がすごい。(徹夜明けの朝に考えたので許して)採用後カバとは一度も当たらなかったが欠伸ラッシャを無償で突破したので悪くはないと思います。

ハバタクカミ

@ブーストエナジー

131(4)-×-93(140)-169(108)-156(4)-205(252+)

古代活性

ムンフォ/シャドボ/瞑想/身代わり

水テラス

 

神。当然のように3縦量産する。パオは不意打ち押してこないので速決でムンフォ押してた。個人的にほとんど同族でしか生きない最速エナジーは弱いと考えていたが、このポケモンが強すぎるせいで同速勝ったらそのまま全抜きという試合が多くあり、その5割を捨てたくなかったため最速にした。CをH4D4イーユイ確2ラインまで確保したため耐久がかなり犠牲になった。瞑想積んでも特化サフゴのゴルラ耐えないし身代わりが塩漬けで乱数で割れる。本当は+1カイリュー地震耐えくらいは欲しい。

悪ウーラオス

@気合いの襷

175-200(252+)-121(4)-×-80-149(252)

ふかしのこぶし

暗黒強打/インファ/不意打ち/剣舞

悪テラス

 

最終日の深夜3時頃に投入したバケモン。対面性能が高いのにもかかわらず剣舞で崩しと抜き性能も高い。一度剣舞を積んでしまえば普通に3縦できる。GTSで釣った個体がASぶっぱされていたためそのまま使ったが、もしこいつに努力値を振っていたらセグを育成する金がなくなっていたため非常に助かった。不意打ち択が強い人が使えば本当に最強だと思う。

ヘイラッシャ

@残飯

257(252)-120-173(180)-×-95(76)-55

天然

ウェブタ/地震/欠伸/守る

鋼テラス

 

主にウーラオスを受けるクッション。こいつがいると零度パオは全対面で零度を押してくる。裏にサフゴやガチグマがいる時は一度欠伸を打った後ウェブタを押していた。地震の枠は何でもいいが、ジバコを一撃で葬ったりサフゴとの打ち合いにやや強くなったりしたため地震は少し役立った。鋼テラスはヘビボン型だったときの名残。電セグに対して一度切ったがフェアリーでいい。

サーフゴー

@隠密マント

189(212)-×-116(4)-203(252)-112(4)-109(36)

黄金の体

シャドボ/気合い玉/悪巧み/自己再生

飛テラス

 

ほとんど受けルにしか出さない。もともとはヘイラッシャ対策だったがラムセグが入ってきたことで完全に見せポケとなった悲しいポケモン。選出圧力はそれなりにあると思っている。当たった受けルはみんなハピナス出してくれたのですべて崩してくれたが気合い玉当てなきゃ行けないしラッキーは崩せなそうなので受けル対策としては微妙。カミが耐久捨てたせいで対塩性能が落ちたため塩に強いのは偉い。もともとはSV発売直後に育てたHCぶっぱを使っていたが耐久振りロトムにS抜かれて負けたのが辛すぎてSを少し振った。飛行テラスはボックスにいたのをそのまま使っただけだが、受けルのハピを倒した後ラッシャのじわれをケアできたのでこれで良さそう。

選出

1.初手に何を出すか決める

  基本的には、サンダー、レボルト、ロトム、ドラパ、ドラン、ラッシャ、カバなどがいるときは

2.引き先としてが必要か考える

 例えば初手セグレイブと水ウーラが対面した場合、テラスを切らないとインファで死ぬが切ると水流連打で死んでしまうためラッシャが必要

3.残りを考える

 ラッシャを出さない時→基本的には、ステロ撒きがいる場合or

 ラッシャを出すとき→基本的には、ステロ撒きがいない場合はも検討

・まとめ

 引き先としてラッシャを絡める選出→or++or

 対面選出(できればこちらを使いたい)→or++

 対受けル→


結果

おまけ(オフレポ的な何か)

9/2、80人規模の第4回竜舞オフに本構築で参加しました。予選は6連勝からの最後の一戦で鋼カミに3縦されて6-1で順調に通過。決勝トーナメントは一回戦で相手のムンフォのCダウン引かなきゃ勝ちだなと思ったら引いてしまい終わったと思っていたら急所に当てて勝ちました。2回戦は残数有利を取ったためラッシャに引いて守るか欠伸を連打してTODできたのですがカミを捨ててしまい逆にTODされました。僕は普段からプレミが多いのですが負けたら終わりのトーナメントでやってしまいかなりへこみました。ただ僕が下手なだけで構築自体はベスト8以上の力はあると証明できたとは思っています。

終わりに

今回は初めて受けル以外の構築をちゃんと組みましたがR2000達成でき、使用感も自分好みのものとなったため良かったです。これでSVで100位台~400位台はコンプしたため次は2桁取れるように頑張ります。



【SV シングルS8最終482位(レート1994)】お祈り純正受けループ

 

ハピナスの型は考案者のorionさんに隠すように言われてるので秘密)

ポケモンスリープ初回で失敗してアンインストールしたポポノタンです。今季は受けがきついポケモンがさらに増えて今まで以上に大変でした。最終日は4桁でずっと沼った後、一度197×まで上げましたが、溶かしたので一週間前に保存したサブロムを動かし、一勝して終了。2000チャレはチキってやりませんでした。切ってるポケモン多いし、選出択が多発するかつ相手の型がかみ合わないと勝てない欠陥構築ですが、経験則でなんとかしました。(なってない。)

コンセプト

純正受けルしか組めないので純正受けループ。

構築経緯

ドヒド+物理受け+特殊受けを基本選出とするためドヒドは確定。物理受けはウーラオスを受けるためのヘイラッシャ、じわれに耐性がありパオジアンに安定するクレベースを採用。特殊受けはドランを受けるためのハピナスとステロでトンボルチェンに抗えるラッキーを採用した。最後にガチグマ受けとして冷凍パンチや炎のパンチ持ちにも強い霊テラミミズズを採用して完成。レギュAからいるポケモンしかいない構築となった。

個体解説

ドヒドイデ@メンタルハーブ

157(252)-83-224(252+)-×-163(4)-55

再生力

自己再生/アクアブレイク/毒々/毒菱

草テラス

 

地味に今季初めて使ったアクブレドヒド。アクブレのおかげで勝てる相手がかなり多く、特に身代わりカミ、オオニューラに対しては役だった。せめてもの塩対策としてマントを持たせたときもあったが、キョジオーンとは全くといっていいほど当たらなかったしマントがあってもそんなに有利じゃない上に、こいつのどくどく、毒菱は決定打になり得るのでメンハで良かった。渦カイリューに対して毒を入れてから、メンハでアンコ解除→再生連打で勝った試合も多かった。ガッサ入りに対しては初手で草テラを切ってなんとかします。

ラッキー@進化の輝石

335(76)-×-57(252)-×-162(180+)-63(0-)

自然回復

卵産み/瞑想/地球投げ/ステロ

悪テラス

 

いつもの。ディンルーに負けすぎたため、無振りディンルー抜かれのためのS加工補正を長年めんどくさがっていたがついに実行した。堅い。

クレベース厚底ブーツ

202(252)-137-259(252+)-×-67(4)-48

頑丈

再生/つらら落とし/ボディプ/鉄壁

闘テラス

 

いつもの。ヘイラッシャをメインの物理受けとして組んだつもりだったが、ラッシャは信用してないのでクレべをメインで使っていた。水ウーラは受からないが、ドヒドラッシャがいるからかほとんど出されなかったため、ウーラ入りに対しては、「水ウーラ出すなよ!」って言いながら出したりしていた。堅い。

ヘイラッシャ@残飯

257(252)-120-183(252+)-×-85-56(4)

天然

守る/じわれ/雪雪崩/眠る

妖テラス

 

ウーラを受けるための物理受け。鉢巻にすぐ崩されるし悪ウーラきついし電パオジに対してテラス切った後のつららでひるむので信用してない。でもじわれはつよい、最強。雪雪崩はあまり使ったことがなかったが、カイリューに対して雪雪崩を打った後、羽休め読みでじわれを当てるコンボが非常に強力。浮いてるポケモンカイリューだけの構築が多く、そのカイリューは役割対象であり雪雪崩を打てるため強かった。こいつのおかげで相手の浮いてるポケモンが大抵出てくるため、選出誘導としても役立ったと思う。

ミミズズ@ゴツメ

177(252)-×-216(252+)-×-75-86(4)

土食

ボディプ/鉄壁/まきびし/眠る

霊テラ

 

ヌシだったミミズズ。対ガチグマ最終決戦兵器。ガチグマ対策は、途中までジュナイパーを使っていたが、ホンチかレンチのどちらかは持っていることが多くなったため、霊クレセ@マントに変えたものの、削れていると空元気で倒されるため、思い切って塩対策を切りミミズに変えた。なんだかんだたまに当たる塩はどうにかなったし、ミミズズに変えてからは対ガチグマの勝率は良かったためこれで正解だったと思う。カイリューランドに強いため汎用性がないこともない。ラッキーと一緒に出すことが多いためステロではなくまきびし。毒菱まきびしステロをすべて撒き尽くすことにより特殊勝利もできる。(できない。)普通にまきびしが強かった。

ハピナス

331(4)-×-62(252)-×-205(252+)-75

自然回復

悪テラス

 

orionさんに教えてもらったドランに勝てるハピナス。彼に型を秘密にするよう言われているので詳しくは書きませんが最後の試合はこいつが奇跡起こして勝ちました。

結果

Special Thanks

・最終日に家を空けてくださったAIさん、および最終日一緒に潜ってくださった京ポケの先輩の方々

・構築の質問に答えてくださったorionさん、もがみつさん、りむさん

 

【SVシングルS7最終254位(レート1943)】カイリューイーユイカミ

こんにちは、ポポノタンです。今季は最終日の最高順位は500位くらいでしたが最終日三日前に保存してたromが254位だったのでそのとき使ってた構築の記事を書きます。

コンセプト

受けループだと見せかけて対面選出をする

構築経緯

ドヒドドオーラッシャ+攻め駒3体の構築が前季上位で多かったため、受け3+攻め3の構築を組むことにした。できるだけ多くの試合で受け3の選出をしたかったため、受け3体は対応範囲が最も広いと思ったドヒドラキクレベを採用。攻め3体は前季46位のもがみつさんが使っていたカイリューイーユイカミを、こだわっていないイーユイが強そうだと思ったため採用した。当初は受け3体をメインで使い、受け選出で対応できない相手に対面選出をするというコンセプトで組んだが、受け3体の選出ができる相手がほとんどいなかったためほぼすべての試合で攻め3体の選出をした。最終日は一度純正受けルを使い、その際ラキクレベバレルの選出が非常に多かったため、この構築のドヒドをバレルに変えた構築を使っており、受け選出を出せる試合は増えたが最高レートは更新できなかった。

個体解説

カイリュー@鉢巻

183(132)-204(252+)-116(4)-×(0-)-121(4)-115(116)

マルス

神速/逆鱗/地震/けたぐり

ノーマルテラス

 

ノマテラ神速&逆鱗マシーン。前季もがみつさんが使ってたのと全く同じ。今まで受けポケモンしか使ってこなかったが、こいつの神速の強さがよくわかった。ハバカミ、ミミッキュがいると地震以外の3つの技が無効化され、地震ロトムカイリューに無効化されるため、使うのは難しかったが火力はすごかった。一度行動するとこだわったところを起点にするポケモンが出てきて負けるので、積極的に釣り交換をすることが必要で心臓に悪い。

イーユイ@チョッキ

159(228)-×(0-)-105(36)-198(196+)-142(12)125(36)

災いの玉

噴煙/悪波/テラバ/カタスト

妖テラス

 

最強。勝った試合は大体こいつのおかげ。こいつも調整はもがみつさんのと同じ。カタストはミラー意識で採用。打ち分けるまでこだっわている前提で立ち回られるため、後出ししてきた相手を幾度となく上からワンパンし、easy winを量産した。受け3体を見て出てきたサーフゴーをひたすら殺し続けた。悪波ひるみと噴煙やけどを引きまくるバケモン。ガッサパオは噴煙で襷もろとも葬り去った。もとの性能が高い+打ち分けはケアされにくい+運勝ち量産でマジで強かった。こいつを軸にうまく組めたら強そう。

ハバタクカミ@ブエナ

139(68)-×(0-)-107(252)-174(148)-156(4)-176(36+)

古代活性

ムンフォ/シャドボ/瞑想/身代わり

妖テラス

 HB-A無補正252振りイダイナキバのぶちかまし確定耐え

 HD-D+1時特化サフゴのゴルラ1/16耐え

 S-準速マスカーニャ抜き、古代活性でS上昇

 C-余り

 

身代わり瞑想カミ。調整は努力値効率の観点から振る必要がないDにまず4振り、Hを瞑想→シャドボでサフゴに勝てるようにD+1でゴルラを耐えるまで振った。Bはカイリューの飛行テラバは耐えるまで振り、もう少し振って陽気イダキバのぶちかまし耐えにしたらぶっぱになった。残りはS>Cを満たすようにCSに振り分け。受けに強い塩、チオンを嵌めるため瞑想身代わり型。が、今季の塩は地震かヘビボンを持っていたり、妖半減テラスをしてくるので返り討ちに遭った。塩漬けで身代わりを割ってくるAに振った塩にも遭遇した。こいつにショックがないため受け崩しは難しく、ラッシャがいないので総量TODもできないのでvs受けルは基本勝てない。

ドヒドイデ@ハーブ

157(252)-83-224(252+)-×(0-)-163(4)-55

再生力

再生/どくどく/毒菱/黒霧

草テラス

 

いつもの。今季は全然出せなかった。アクブレは欲しかったが切れる技がなかった。

ラッキー@進化の輝石

335(76)-×(0-)-57(252)-×-162(180+)-70

自然回復

地球投げ/瞑想/ステロ/卵産み

悪テラス

 

いつもの。すごく堅い。イーユイに押し切られがち。

クレベース厚底ブーツ

202(252)-137-259(252+)-×-67(4)-48

頑丈

ボディプレ/つららおとし/鉄壁/再生

妖テラス

 

いつもの。とても堅い。今季のカイリューはほとんど鉢巻飛行テラバだったのでラッシャより安定した。いろんなポケモンの鋼テラアイヘにひるまされて押し切られた。

選出

カイリュー+イーユイ+カミ(初手はカイリューかイーユイ)

受けを崩せるポケモンがいなさそうな相手にはドヒドラキクレベ

重いポケモン

ミミッキュ-カイリュー地震以外の技が無効。イーユイカミにも強い。

イルカマン-イーユイカミがジェッパで吹き飛ばされます。

鋼カバ-ディンルーと違いけたぐりが等倍で、逆鱗にも鋼テラ怠けるで粘られる。

結果

終わりに

今季ははじめて純正受けル以外を使いました。受けルとは立ち回りの考え方が全然違って慣れるのが大変でした。来期は新環境なので取りあえずまた受けルから考察しようと思います。

 

【SVシングルS6最終908位(レート1905)】最速ポイヒガッサ入り受けループ

受けルーパーのポポノタンです。今期は序盤こそそこそこ勝てたものの終盤はほとんど勝てず、新しい構築を試しては解散の繰り返しで最終日の早朝まで4桁をさまよっていましたが、シーズン序盤に使っていたポイヒガッサ入り受けループを使って(ガッサを出したときの勝率は低いが)なんとかシーズン終了ギリギリで3桁には乗せれました。

コンセプト

・初手ポイヒガッサでTODする。

・ガッサを出さないときは普通の受けループ。

構築経緯

ディンルーカイリューサフゴを一匹ではめる最速ポイヒガッサを初手に投げてTODすることを主な勝ち筋として構築を組み始めた。ガッサを下げなければいけない相手と対面したときの引き先として物理受けのクレベース、特殊受けのラッキーを採用した。ガッサを出さないときにラキクレベと一緒に出す駒として、汎用クッションのドヒドイデ、胞子宿り木ボルチェン受けのモロバレル、キョジオーン対策のサーフゴーを採用して構築が完成した。といっても実際には、ラキ(ハピ)クレベドヒドバレルサフゴ+1の構築をいろいろ試しながら潜っていたため、+1の枠にガッサが入ってきたと言った方がいいかもしれない。(僕が構築組むとどうやってもクレベドヒドバレルサフゴが入ってくるのが悪い。)

個体解説

キノガッサ

160(196)-×-108(60)-×-80-134(252+)

ポイズンヒール

どくどく玉

守る/身代わり/宿り木/胞子

ノーマルテラス

 

ディンルーカイリューサフゴをはめるために開発した。Sは準速カイリュー抜き抜き(最速)、Hは8n+i(i=0,1,2,3)で、H252ディンルー+H252サーフゴー+Hに少し振ったカイナに対してガッサラキクレベで総量TOD可能なライン、Bは余り。テラスタイプはこだわり系のサーフゴーに無理矢理居座るためのノーマル。(こだわり系ではないサフゴは基本的に抜けている。)カイリューに対しては最速を切って胞子から入っていた。自分より遅いポケモンのアンコール、挑発に対しては胞子と守るを組み合わせて対処した。一度身代わりを置ければ無限にまもみができるように思えるが、実際にはうまくいかず、1800位まではこいつのTODでほぼノンストップで行けたがそれ以上での勝率は5割程度で、最終日はほとんど出せなかった。出せる構築の見極め、テラスを切るタイミングなどが難しく、練度が足りなかったことが原因だと思われる。

ラッキー

335(76)-×-57(252)-×-162(180+)-70

自然回復

進化の輝石

卵産み/瞑想/10万ボルト/投げつける

悪テラス

 

特殊受け。+6特化サフゴのサイコショックを最高乱数切り耐え。ガッサと一緒に出す場合トリック受けを出せないため投げつけるを採用した。結果的に、キョジオーン入りに対してサフゴを出さなければならないためトリックのケアが難しくなるという前季の構築の欠点は克服できた。そもそも今季は眼鏡10万サフゴが多すぎてドヒドによるトリック受けが成立しなかったため投げつけるはガッサを出さないときも役に立った。1ウェポンは地球投げにしたいが巧み身代わり霊イーユイに無限にはめられたため10万ボルト。サフゴ、ハバカミを考慮してシャドボも使っていたが、ツツミの身代わりが割れないという事件が発生したため10万に変えた。ビビるほど火力がないのでハピを使いたかったが、ショックサフゴが多すぎてショックを見る前に悪テラスを切らなければならないハピは使えなかった。

クレベース

202(252)-117-259(252+)-×-67(4)-48

頑丈

厚底ブーツ

つらら落とし/ボディプレ/鉄壁/再生

フェアリーテラス

 

物理受け。カイリューに打つつららと再生は確定として、サフゴへの打点として地震を入れたかったが技スペがなかった。今季はドドゲが少なく鉢巻逆鱗カイリューが大量発生していたため妖テラ。鉢巻飛行テラスや渦はあまり当たらなかったためカイリュー受けとして安定したが、パオジアンの聖剣が痛い。パオジアンに強い物理受けとしてウィンディも使ったが、そうすると今度はカイリュー地震が痛い。じわれラッシャのせいで毎回こいつを入れなきゃいけないの辛い。

ドヒドイデ

157(252)-×-224(252)-×-163(4)-55

再生力

メンタルハーブ

再生/毒毒/毒菱/黒霧

鋼テラス

 

前季と全く同じ。鋼テラスは瞑想ハバカミ対策。調整や持ち物はもっと良いものがあったと思う。チオンジェン、胞子持ち、ボルチェン持ちがいる時はバレルを出していたためあまり出せなかった。

モロバレル

221(252)-105-127(204+)-105-107(52)-45(0-)

再生力

黒いヘドロ

光合成/胞子/ヘド爆/地団駄

 

ボルチェン受けと胞子宿り木対策を一体でできるのが優秀。ヘドロ込みで無振りチオンジェンの炎テラバ確定3発、特化ジバコのアナライズラスカ+通常ラスカ確定耐えまでDにふってあまりはBに振った。それ以外は前季と同じ。残飯が余っているので毒テラス以外で使うことも考えたが強いテラスが思いつかず、ミトムのトリックで残飯を渡したくなかったので結局ヘドロ持ち毒テラスになった。

サーフゴー

194(252)-×-161(252)-153-111-105(4)

黄金の体

隠密マント

ゴルラ/シャドボ/巧み/再生

飛行テラス

 

キョジオーン対策枠。前季と全く同じ。霊テラ呪いまで対策できる隠密マント持ちをこいつ以外に思いつかないため毎回入ってくる。サフゴキョジ対面は基本的に引いてくるので裏に刺さりそうな技を打っていた。ラキに投げつけるを入れたことでだいぶ出しやすくなった。

結果

最終908位 レート1905.565

終わりに

今季はショックサフゴ、アシボドクガなど受けが苦手とするポケモンが前季より多くかなり苦戦しました。シーズン終了直前までいろいろなポケモンを試したのですがどれもうまくいかず、八方塞がりになって自分の無力さを思い知らされました。今後は当分最終2桁を目標にして、純正にはこだわらずにいろいろな構築を試しながら頑張りろうと思います。

Special Thanks

・ポイヒガッサについての質問に答えてくださったイチゴ「」さん

・構築の相談にのってくださったorionさん

【SV S5シングル最終129位(レート2066)】TOD特化ドヒドラキラッシャ受けループ

受けルーパーのポポノタンです。今季も受けループを使ってました。自分の最高順位を大きく更新し、構築結果ともに自分の満足できるものになったので記事にします。

コンセプト

・HPを満タンにしたままサイクルを回し最終ターンにヘイラッシャのまもみがねむるでtodする

・単体では受からない相手は複数体で並びとして対処する

構築経緯

前季の上位で結果を残した受けループの多くが地割れまもみが眠る型のヘイラッシャを軸とした構築だったため、ヘイラッシャを物理受けとする受けループを組むことから考えた。SVではS1からハピナスを使っておりラッキーは使ってこなかったが、眼鏡ドクガを受けるためにはハピナスでは耐久不足であること、todを前提とした構築であるため火力は不要であること、ヘイラッシャは残飯が必須であるためハピナスに残飯を持たせられないことなどからラッキーを特殊受けとして採用した。そしてこの2体による受けを成立させるための駒としてドヒドイデを採用し軸の3体が決まった。残りはキノコの胞子や宿り木を無効にでき、ボルチェンに強く、毒タイプの再生力持ちとしてドヒドの代わりに出せるモロバレル、一撃技を拒絶でき、高火力物理アタッカーを単体で見れるクレベース、キョジオーン対策として強力で、チオンジェン、ガッサ対策をバレルに一任させない隠密マントサーフゴーを採用し構築が完成した。軸の3体の対応範囲を極力広げることと、単に役割対象を受けることができるだけでなく、相手の6体すべてに対応できる選出をそのポケモンで組めるかという点を重視して構築を組んだ。

個体解説

ラッキー

穏やかH4B252D252

自然回復

進化の輝石

卵産み/地球投げ/瞑想/ステロ

悪テラス

 

最強の特殊受け。特化サフゴの〈C+4ゴルラ〉+〈C+3ゴルラ(ラッキーはD+1)〉を耐えるためC+2のサフゴに後出しでき、トリックのケアが楽。眼鏡炎テラドクガも受かるため、ヤドキングママンボウなどのドクガ受けが不要になり選出択の解消に役立った。ステロの枠は途中まで光の壁で使っていたが、鉢巻カイリューの繰り出す回数を減らすためステロに変えた。ボルチェン等で無限にサイクルを回されるのを防いだり、相手を少し削ってtodしやすくするのに役立ったが、悪テラスを切る前にサイコショックの有無を確認できたり、瞑想ショックムンフォ型のカミに悪テラを切って時間稼ぎできるため、光の壁の方が良かったかもしれない。

ヘイラッシャ

図太いH252B220S36

天然

食べ残し

守る/身代わり/地割れ/眠る

フェアリーテラス

 

まもみが眠るですべてを解決するポケモン。アンコ持ちや挑発持ちが多く流石に毎回まもみができたわけではないが、鉢巻飛行テラス以外のカイリューを受けることができ、鉢巻飛行テラスカイリューは後述するドヒドイデでテラスを切れば受けられるため、基本選出で全ての型のカイリューに対応することに成功した。身代わりを使えばテラスを切らなくてもドラテを防げるのも偉い。渦カイリューに対しては身代わりでバインドのダメージを消し、守る以外の技をアンコールされないように立ち回って、守るのppが1になったら交代し、最後に身代わり→守る→眠るでtodできる(ターン数の調整が大変)。今季は身代わり剣舞カイナや身代わりビルドキバが多かったので無限にカモれた。今季の受けループはほぼ全てこの方のラッシャが入っており、同速対決が多発したため、Sをもう少し振った方が良さそう。改めてこのヘイラッシャは受けループにとって革命的だったのだと実感した。負け試合を3割でひっくり返せるのも(ヘイトは集めるが)強い。

ドヒドイデ

腕白H252B252D4

再生力

メンタルハーブ

自己再生/どくどく/毒菱/黒霧

鋼テラス

 

ラキラッシャの受けが成立する状況を作るポケモン。この構築に出てくるパオジアンはほとんど電気テラスなので、ドヒドイデで毒を入れてからラッシャに引き、妖テラ眠るで対応する(特化珠パオジアンの電気テラバは最高乱数以外耐える)。サフゴのトリック受けとして安定し、ドクガの毒菱を安全に回収できる。サフゴが悪巧みしてきたらHPを満タンに保つため黒霧を打たずにラッキーに引く(ラッキーにサフゴへの打点がないため)。途中まで前期同様草テラスで使っていたが、鉢巻飛行テラスカイリューと身代わり瞑想ムンフォショック型のカミに無限に負けたので飛竜妖超を半減できる鋼テラスを採用。テラスを切っていない状態で鉢巻カイリューの飛行テラバに受け出した後、鋼テラスを切りつつどくどくから入れる混乱実をもたせていたときもあったが、挑発ディンルーに最終日に2連で当たったのでメンハに戻した(お決まりのことだがその後は挑発ディンルーに当たらなかった)。ドヒドの鋼テラスがあることでドヒドラキラッシャの選出が大幅にしやすくなり、安定した選出ができた。実際最終日の朝からはほとんどの試合でこの選出をした。

クレベース

腕白H252B252D4

頑丈

厚底ブーツ

ボディプレ/つらら落とし/鉄壁/再生

格闘テラス

 

物理耐久お化け。ドヒド+ラッシャの並びが優秀すぎてあまり出さなかったが、一撃技を拒絶できるのは偉い。ドヒドイデが出せないときのパオジアン受けとして選出した。剣舞聖剣はきついがドヒドラッシャ入りにはまず出てこないのでパオジアン受けとしては安定した。カイリュー入りに対してサフゴを出したいとき、特殊受けのラッキーは確定として、鉢巻と竜舞に両対応できる駒として選出した。

モロバレル

のんきH2532B252D4

再生力

黒いヘドロ

光合成/ヘド爆/地団駄/胞子

毒テラス

 

チオンジェン、ガッサ入りに対して出すポケモン。炎テラスガッサが多くてきつかった。ドヒドイデと違いボルチェンに強い。黒いヘドロと地団駄によってサフゴのトリック受けとして機能するが眼鏡鋼テラゴルラは耐えないのでトリック受けはできればドヒドを出したい。ヘド爆はチオンジェンやバレルミラーで打つ。チオンジェンを毒らせられるとeasy winできる。

サーフゴー

図太いH252B252S4

黄金の体

隠密マント

ゴルラ/シャドボ/悪巧み/再生

飛行テラス

 

キョジオーン対策枠。受けが苦手な搦め手を主体とするポケモンに強い。テラスを切れば本構築内でディンルーに最も安定するポケモンとなる。チオンジェンとガッサに対してもテラスを切ればバレルよりも安定する。呪い無効は強いがキョジオーン入りに対してはこいつの選出がほとんど強要される(一応ヘイラッシャでも塩漬け以外の技に受け出しすれば勝てるが安定しない)のが弱いところ。

結果



 

tnポポノタン 129位(レート2066.511)

tnミア    171位(レート2044.306)

終わりに

極力全対応できる選出を目指して構築を組み前季よりも完成度の高い構築を組むことができた。最終日は日付が変わったあたりから潜り始め、早朝からは無敗で勝ち続けることができたのでもっと時間があれば2桁も狙いたかった。ただ最終日の上位帯で緊張感のある戦いができたので満足のいくシーズンとなった。次は最終2桁を目指して頑張ります。

【SV S4 シングル最終963位】ハピクレベドヒド純正受けループ

はじめまして。ポポノタンと申す者です。今回目標としていた最終三桁をギリギリではありますが達成できたため初めての構築記事を書くことにしました。至らぬ点も多いと思いますがよろしくお願いします。以下の構築記事を参考にさせてもらいました。

cramorant.hatenablog.com

 

コンセプト

メジャーな型の環境上位ポケモンに対して安定行動だけで受けきることができる受けループを組む

構築経緯

受けループとして対応範囲が最も広いと感じた悪ハピナス+闘クレベース+草ドヒドイデを軸として前季から続けて採用。次にキョジオーン入りに対して出すための隠密マント枠として、カイリューにもつよいアーマーガア、ハピナスが受けられないテツノドクガ受けとしてチョッキヤドキングを採用した。最後にドヒドイデにテラスタルを切れないときのキノコの胞子・ボルチェン対策としてモロバレルを採用した。

個体解説

ハピナス

ずぶといH4B252D252

自然回復

食べ残し

地球投げ/シャドーボール/瞑想/卵産み

悪テラス

役割対象:ハバタクカミ,サーフゴー,ツツミ,特殊ドラパ,キラフロル,サザンドラ,ゲンガー

テラス時→クエスパトラ

 

特殊受け。トリックされることを考慮してラッキーではなくハピナスを採用。サイコショック闘テラバ両採用のサーフゴーに無限に殺された。サーフゴーに対してはいったんドヒドイデに引き、トリックされたら毒菱を撒いてからハピナスに交代、悪巧みされたら黒い霧を打ってからハピナスに交代が望ましい。サーフゴーがシリーズ1より減りトリックを打たれる機会が減ったため投げつけるを切ったことはあまり気にならなかった。ハバタクカミのサイコショック意識で性格は図太い。サイコショックでこだわった眼鏡ハバタクカミに対してはショック2発耐えるHPまで卵産み連打してから物理受けに交代していた。悪テラスはサーフゴーのサイコショック、クエスパトラのルミコリ、アシパを無効にするのに使った。

クレベース

わんぱくH252B252D4

頑丈

厚底ブーツ

ボディプレ/つらら落とし/鉄壁/自己再生

格闘テラス

役割対象:セグレイブ,鉢巻・竜舞カイリュー,ヘイラッシャ,マスカーニャ,ガブ,剣舞ミミッキュ,物理ドラパ,トドロクツキ,マリルリ

テラス時→ドドゲザン,ハッサム,イダイナキバ

 

物理受け。剣舞ガブは十中八九炎テラスなので剣舞が見えた時点でテラスを切った。鉢巻や珠剣舞セグレイブはさすがに受からない。交代読みで相手の特殊アタッカーにボディプレやつららを当てて受からない相手を突破したり、HPを削ってtodに持ち込んだりもできる。コータスと一緒にいるツキは炎が多かったため相手のテラスを見る前からテラスを切った。重いドクガに交代読みで打てるじしんも欲しかったが切れる技がなかった。

ドヒドイデ

わんぱくH252B252D4(A個体値31)

再生力

メンタルハーブ

どくどく/どくびし/黒い霧/自己再生

草テラス

役割対象:渦カイリュー,コノヨ,マスカ,ハッサム,ミミッキュ,ドラパ,ラウド,ブジン,イルカマン,ウルガ,ニンフィア,マリルリ

テラス時→ミトム,ジバコ,カイナ,ガッサ,アラブルタケ

 

毒撒き兼クッション。ハピクレベによる受けを成立させるためのポケモン。大抵の攻撃を一発は耐えるため、毒菱を撒いてから交代して回復したり、型がわからないポケモンに対して受け出して交代してから回復といった動きができる。黒霧があるため起点にもならない。渦カイリューには毒を入れた後ハーブでアンコール解除→再生連打で対応する。(鋼毒テラスは無理なのでできればカイリュー入りにはアーマーガアを出したい。)コノヨザル入りには必ず初手に出しちょうはつをハーブで解除してコノヨに毒を入れる。(これも鋼毒テラスは勝てない。)コノヨに悪あがきを打つ場面が何度かあったため、Aは無補正個体値31。ラウドボーンは毒を入れた後黒霧と再生で粘る。身代わり持ちはハピナスと組み合わせてtodするかppを枯らす。鬼火身代わり型は無理。呪いミミッキュは最後の2ターンでドヒド(またはバレル)を引いて再生力でHP満タン→最終ターンに出したポケモンで回復技でtodできる。BDともに高いのでハピクレベが苦手とする両刀ポケモンを受けられるのが強い。テラスを切ればボルチェンを再生力圏内に抑えられるので無限に受け出せる。

アーマーガア

臆病H52B252S204(準速70族+2,ほとんどの渦カイリューの上がとれる)

プレッシャー

隠密マント

ボディプレ/鉄壁/挑発/羽休め

フェアリーテラス

役割対象:カイリュー,キョジオーン,ハッサム,アーマーガア,物理ドラパ,ドオー,ルミコリ型クエパト,ドヒド

 

隠密マント枠。調整は倉本蘭氏のパクリ。キョジオーンの地割れが効かないため隠密マント枠として安定すると考え採用。隠密マントを持っているため特性をプレッシャーにしたが、予想以上に強かったためマントじゃなくてもプレッシャーの方が強い気がする。霊キョジは挑発で呪いを防ぎ塩漬けのppを枯らす。塩+カミのサイクルはきついので塩対策として正解だったかは微妙。渦カイリューは挑発でアンコを防いで渦のppを枯らす。羽休めも挑発も打たなくていいターンは鉄壁を打って羽休め読み地震のダメージを減らし、最大まで積んだらボディプレで削りに行く。羽のppが足りないので身代わりが欲しいが鉄壁がないと汎用性が落ちるため切れなかった。受けルミラーはラウド、ヘイラがいなければこいつ一体で完封できる。受けるミラーでは同速対決が何度か起きた上に、HPが偶数なのでHを1削ってSを1上げた方が良さそう。妖テラスはドラテカイリューや竜技でこだわったカイリュー、セグレイブなどに使ったが、ほとんど使わなかった。

モロバレル

図太いH252B252D4

再生力

黒いヘドロ

ヘドロ爆弾/ギガドレイン/キノコの胞子/光合成

毒テラス

役割対象:マスカ,ミトム,ブジン,カイナ,ガッサ,マリルリ,アラブルタケ,モロバレル,ドヒドイデ

 

キノコの胞子対策兼ボルチェン受け。ガッサとアラタケの炎テラスで無限に焼き殺されたのでタルップルも使っていた。ギガドレの枠は重いジバコやドオーに強くなる地団駄か剣舞ミミッキュに勝てるようになるクリスモでもいい。選出率は低いが一発耐えてからの胞子で多くの相手に仕事ができるので選出した試合はしっかり活躍してくれた。

ヤドキング

穏やかH148C124D236(ショックで最低乱数以外ドクガワンパン)

再生力

突撃チョッキ

サイコキネシス/サイコショック/波乗り/冷凍ビーム

ノーマルテラス

役割対象:ドクガ,キラフロル

テラス時→ハバカミ,ツツミ,ミトム,ジバコ,サザン,ヒトム

 

ドクガ受け。倉本蘭氏のパクリその2。ハピナスは眼鏡ドクガに炎の舞連打されてるだけで突破されるのでドクガ入りには必須。シーズン中盤までチョッキママンボウを使っていたが、ミラコが読まれるようになり、交代先に負担がかからなかったり、毒菱型のドクガが増えたため、相手の行動に依存せずに火力が出せるヤドキングを採用した。ノーマルテラスを切ればボルチェンを再生力圏内に抑えることができる。チョッキ再生力入りを純正受けループと呼んでいいかについては諸説。

選出

相手の構築内の受けられるポケモンが限られているポケモンを受けることから考え、相手の6匹すべてを極力受けられるように残りのポケモンを選出する。

結果的にハピクレベドヒドになることが多い。

重い相手

鉢巻セグレイブ・・・クレベでも受からない。アマガを出していれば択に持ち込むことはできる

ショックサフゴ・・・ショックがあるか見る前にハピにテラスを切らなければならないため、テラスせずに負けorハピにテラスを切った結果他が受からなくなり負けとなることが多い。闘テラバが多いのもきつかった。

コノヨ・・・毒が入らないとほぼ負け。鋼はクレベの闘テラボディプレで抗える。

アマガ・・・アマガでしか勝てない。挑発鉄壁ボディプレ型はほぼ勝てない。

身代わりラウド・・・鬼火があったら即降参レベル

イダイナキバ・・・Aに降ってるとクレベに交代読みでインファ打たれたら負け

炎ガッサ・アラタケ・・・バレルが焼き殺される

テラスを切らないと受けられないポケモンが複数いる構築・・・テラスは一度しか切れない

結果

最終963位 レート1968.988

おわりに

一応目標の最終3桁は達成できましたが、受けきれない相手が多く、より上を目指すには受けに強いポケモンをメタりつつ汎用性を落とさない並びを考案することが必要だと感じた。次は最終500位以内を目標にして頑張ります。